枝見的考察記

社会/地域/経済の出来事を斜めの視点から描きます。

田舎に住んでみるまで知らなかった4つのこと【岡山の場合】

私は昨年まで仕事の関係で3年間、岡山の片田舎に住んでいた。それまでずっと関西在住で初めての地方暮らしたのだったのだが、その際に予想だにしていなかったことが沢山あったので記していきたい。

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1.都市銀行がない

自分は岡山に住むまで漠然と[都市銀行⇛全国に支店がある/地銀⇛その地域だけに支店がある]と思っていた。しかし実際には都市銀行は都市にしかない(例えばSMBCの支店は岡山県内に1つしかない)。

そのため地方に住むのであれば地銀orゆうちょの口座を開設しなければ不便になる。

 

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2.近距離でも車移動

住む前から車社会なことは知っていたが、田舎の人は近距離でもなんでもとにかく車で移動する。私が700m先のコンビニまで歩いて買い物しにいくと、「なんで車で行かんかったん?」と大変驚かれた記憶がある。関西では1km以内は徒歩圏という価値観だったので、この違いには逆に驚かされた。

 

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3.自然に対する価値観の違い

都会に住んでると自然の有り難みをよく感じる。週末に公園や山まで行ってトレッキングする人も多いのではないか。一方地方の人は自然は身近に溢れているので、そこを顧みることは少なく、週末は車で最寄りのイオンにいく人が多い。

 

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都心部では緑は憩いの場だが・・

4.情報量が圧倒的に違う

ネット社会の今でなお都市と地方の情報格差は大きい。例えば未だにジャカルタやマニラがバラック小屋の広がる街並みだと思っている人や、世の中の変化や世界情勢・企業や経済のニュースに関して無関心な人が多い。

意識の高い人や、将来のキャリアプランを描いている人には住みにくいかもしれない。

 

結び

いかがだっただろうか?住んでみて初めて気づく良い点悪い点は沢山あると思う。これから地方に引っ越す人、移住する人は参考にしていただけると幸いだ。