転職活動中にこのようなツイートをしたことがある。
ビズリーチのエージェント数見てると、高度人材の転職市場って地方にないねんな
— 枝見的 (@sikenteki) 2021年11月15日
体感やと東京75%、京阪神20%、地方5%くらい
上のパーセンテージは、ビズリーチで一覧表示される口コミ上位のエージェントの、ほとんどが東京で次いで関西、地方は僅かであったことを記したものだ。
これは直感的なものではあるが、エージェントが多い=高度人材市場が大きい=ビジネス拠点性が高いと類推することができる。この感覚の正否を証明するものとして、オフィスストック面積を比較したいと思う。
オフィスストック面積
上表を
東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)
京阪神(大阪、兵庫、京都)
名古屋
その他
に分類するとオフィスストックのシェアは以下のようになる。
東京圏 68%
京阪神 17%
名古屋 5%
その他 10%
直感と近似した結果に
この値は、過去に私がツイートした感覚とそこまで乖離していない。乖離分も東京圏と地方圏の産業構造の違いを考慮すれば、納得できる範囲のものと考える。
多面的かつ客観的な都市比較を
ネット上ではSNS・YouTube・掲示板で都市の比較が行われることが見受けられる。しかしこと都市比較をするときに、客観的なデータに基づいていなかったり、一面的な評価をしていることが多々ある様に感じる。更には都市比較に関係ない(構成概念妥当性が低い)指標を用いている例もある。
こうした点については後日別の記事でまとめたいと思う。