枝見的考察記

社会/地域/経済の出来事を斜めの視点から描きます。

私大と国立大の愛校心の差

早稲田大学ビジネススクール(WBS)に入学してから私大出身の方と多く接点を持つようになった。私は国立大卒で前職での同僚も国立大卒が多かったので、私大出身者がマジョリティの環境は初めてのことだ。沢山の私大出身者と交流する中で、私大と国立大出身者のある違いを感じるようになった。

”私大出身者って愛校心強くない??”

愛校心の強さ感じたエピソードを具体的に説明するのと、以下の様なものが挙げられる。

・WBS内での出身大学OB会の存在

・早慶戦を観戦しにいく

・ワセダTシャツの保有率の高さ

・慶応出身者は慶応Tシャツを着て早慶戦へ

 などなど...

 

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三田会と稲門会

WBS内には沢山の部活が存在するが、出身大学を基盤とする部活は三田会・稲門会・関関同立会の3つだけだ。特に前者2つは世間がライバルとみなしている(?)早慶ということもあって活動が盛んで、早慶戦の応援にも行っているそうだ。

 

強烈なアイデンティティ

ではなぜ彼らの愛校心は強いのだろうか。仮説ベースではあるが愛校心の強さはアイデンティティの強さに由来しているのではないだろうか?例えば阪大・神大・公立大(市大/府大)を比較したときに校風やキャラの違いに意識を向ける人は少ないと思う。

一方で早慶MARCHを比べるとそれぞれの大学に個性があるように思える。(青山⇒お洒落の様な)その個性の違いが学生間の一体感を高め愛校心の醸成に貢献しているのではないかと考える。

 

横のつながりの必要性と維持の難しさ

また別の視点から見ると国立大はその地域での一番大学であることが多く、とくに出身者同士で繋がる必要性を感じていない可能性がある。また地方国立大はその地域で一番であると同時に、就職で大都市に散らばっていく傾向があるので、横のつながりを維持するのも難しい。

 

東大京大では出身高校の結びつきの方が強い?

筆者の出身大学である京大は大学OBの結びつきは弱いが、高校OBの結びつきが比較的強いように感じる。それは一部の進学校からの進学者が多く、京大内でも出身高校別にコミュニティが形成されるからだろう。貼付してあるダイヤモンドオンラインの記事では「洛星」の例が挙げられているが、「東大寺、西大和、洛南、大阪星光」などの私立高校出身者は群れる傾向があった。

同じような傾向は東大にもあるのではないかと思う。