枝見的考察記

社会/地域/経済の出来事を斜めの視点から描きます。

WBS春学期を振り返って(オンライン授業)

3ヶ月ぶりの記事更新です。ちょうど春学期が終わり夏季休暇に入ったので総括していきます。

 

完全オンライン

3月のガイダンス~期末試験まですべてオンラインで完結した。授業は8割がZoomで、2割がVODで行われた。その他ゼミや飲み会もZoomで行われた。以下にオンラインの良かった点と悪かった点を述べていく。

 

♦良かった点

・通学時間がかからず便利

・ゼミの面談や外部との交流の時間調整が楽

♦悪かった点

・グループワークが大変(コミュニケーションハードル高)

・集中がもたない(私だけ?)

・英語が聞き取りにくい

・シャイな人に友達ができない

 

まず良かった点としては、とにかく時間制約がないため自由である。例えば4月から始まるゼミ選定では複数ゼミをハシゴ見学/面談出来るし、外部との合同セッションも組みやすい。

 

一方悪かった点としては、まず小さなこと(例えば課題の〆切とか)を学友に聞くのが大変だ。オフラインでは1言で済むのにわざわざメッセンジャーで連絡しなければならない。次に90分授業の集中がもたない。PC画面を凝視せねばならず、私みたいに気が散りやすい人間には苦な環境だ。

更には人脈づくりも非常に困難だ。自分から積極的にコミュニティに入らなければなかなか友達ができない。知らない間に周囲にコミュニティが出来てると、とても焦る。

 

秋学期はどうなるの?

春学期は完全オンラインだったと申し上げた。では秋学期はどうなるのか?それについて大学からメッセージが届いていたので掲載する。

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字が小さいので掻い摘んで説明すると、ゼミは対面にし講義はコロナが収束するまでオンライン中心とするようだ。

そのためコロナ感染の状況次第では来年までオンライン授業が継続する可能性がある。

 

オンラインのWBSに価値はあるか?

WBSへの進学を検討している方は、この点が気になると思う。結論から申し上げると、私はオンラインのWBSには価値が少ないと考える。なぜならWBSの主たる価値は大きく

・上質な教師陣と授業

・多様で優秀な学生間の人脈形成

の2点がある。しかしオンラインではこのうち2点目のパフォーマンスが落ちると言わざるを得ない。とはいえそれでも授業レベルは高くディスカッションの質も高い。WBSでしか得られない経験もあるだろう。しかしそれは高難関の受験を突破するハードルと釣り合っているだろうか?現状況下ではグロービスでいいのではないか?と思ってしまう。